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2014年3月 7日 (金)

「山梨県・大雪のニホンジカ絶命数調査」これを長野県もどう?

今年2014年立春過ぎの関東甲信大雪、山梨県では一時全県埋没するほど社会に影響がでました。

人間界でも大変な天候は、自然界にも通年以上の厳しい冬の環境のはずです。

たとえば、大雪が発生すると、飢えて絶命したニホンジカが春先にたくさん発見されるそうです。

腹ペコで下山してきても、里も大雪で覆われているると荒しようもない。 行き倒れ。

§

そういわれているが、実態の把握を今までしたことがなかった。…今回の機会にやってみたいと、

山梨県が山野に絶命しているシカをみかけたら、要点をもって報告してほしい と一般に呼びかけております。

この取り組みは、たいへん有意義ですね!

推測頭数により具体的な情報が加わり、焦点のあった環境判断がしやすい。

上のリンクは案内もわかりやすく、目撃者がすぐレポートできるよう入力フォーマットもあり、気のきいた手配です。

snow_tracks

南アルプスにおいては、長野県/山梨県の県境がまたいでおりますから、

同様の調査は長野県もならってスタートし、隣県同士でデータを共有すべきだと思います。

なぜなら、シカの移動に行政区画は全く関係なく、フィールドとして広域でサーベイされると有益・合理的。

長野県の自然保護レンジャーとしては、さっそく、県政投書:阿部知事宛、同報に県庁環境部を加えてメールしました。

電話でも、環境政策課の担当さんとお話でき、その提案は届いていると確認しました。

以上、レンジャーの連絡が及ぶのはそこまで。

先見実行があるか、長野県公務員の仕事ぶりに期待するだけです。


提案その後について、詳しい経過はfacebookのやりとり、興味ある方は→こちら

 

…経過は

長野県林務部長さんから大変難解な文面のご回答をいただきました。

文意は、県では駆除頭数シュミレーション計算しており、気候変動も加味して減少数予測をしている。

そして、生息状況調査とその計算生息数を比較し、計算値よりう~んと実際の頭数が少なくなっておかしいな?

と思ったら、山梨県みたいな取り組みもしてみたい…という内容でした。

な~んだ、提案却下の通知じゃないですか。

 

そうしましたら、県内区域の狩猟をされている方から

大雪になると、鹿のふだんの水飲み場が埋まってしまい、水不足が死因になっているだろうとの情報。

水を求めて、鹿は大きな沢をめざすが、そんな沢ほど急で雪が深く積もるため、

身動き取れなくなるので、両岸が急で大きな沢ほどたくさん死体が出てくるのだそうです。

おゝ、なるほど。 これは!貴重なご意見。

 

せっかくのこの情報も、やりたくない長野県より、始めて情報公募している山梨県の担当者に伝えました。

喜ばれましたよ!

山梨県で報告受けている死亡位置も急峻な地形に多く、その指摘に合致する可能性が十分ある。

雪解け後の死体発見の予測にもなり、有益でありますとのこと。

 

得た情報は、それを求めているところに回し、活かされる。感謝される。

求めざるところに回すは、何も生まない。

 

しかるに、求めだす者は前進し、求めず動かない者は後手にまわり、機会を失いがちになる。

絶えず、何がいるのか何が必要なのかをアピールする姿勢が大事だなと、

そのように感じました。

 


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