こかんの友
Memorial
しおちゃんもそうだが、飼い主と遊ぶのを愉しみにしている人懐っこい猫もいる。
うちの猫、「七夕(たなばた)」もそうだった。
白黒柄のハンサムくんで、生まれて捨てられ 7月7日にうちに来た。それで、
その名がつけられた。この写真は10歳頃。
伝説的な別れ… 去年のまさに 7月7日に息を引きとったのだ。(17歳没)
飼い主の股間に陣取るのが好きで、ソファに仰向けで寝ていようものなら、
音もなく股間が急に重くなるので、ヤツが来たのがわかる。
前足を急所に乗せてくれるものだから、熱くなってうっとうしいときもあった。
(ソコは元来、冷やしとくところ…)
この光景を見られて、何かの嫉妬をかったらしいが、血迷うなよ、たかが猫がやる
習癖じゃない。ジョンソン博士だってそうだった。溺愛って古今東西そんなもんさ。
今は、庭のハクモクレンの下で静かに眠れ
一周忌には墓標を刻む